防水工事の通気緩衝工法とは、下地に対して防水材の塗布に加え通気緩衝シート、脱気筒を取付けることで下地などに含まれている湿気を取り除いていく工法なのです。
特徴
水分、湿気がある場所、雨漏りしているところにも対応しています。
このような劣化している箇所にも対応しているため築年数が古い建物に適している防水工事です。
通気緩衝工法の手順について
1 高圧洗浄機
高圧洗浄機を使い細かい汚れを除去していき、下地が劣化しているのであれば古い防水層をはがしていく。
2 排水溝の取り付け
雨水を外に正常に逃すための物を取付けていきます。
2 下地の調整
表面を平らにしていき、補修をしていき、下地と防水材を接着させる役割をしているプライマーを塗っていく。
3 通気緩衝シート、ジョイントテープの貼り付け
このシートを張り付けることで、下地に含まれている湿気、水分を逃してくれます。
つなぎ目をなくすためにジョイントテープを張り付けていきます。
4 つなぎ目に防水材を塗っていく
つなぎ目にジョイントテープを貼った場所に上から防水材を塗っていきます。
5 脱気筒、ウレタン防水の塗布
脱気筒とは通気緩衝シートの湿気を逃すために取り付けます。
取り付けが終われば、防水層に厚みを作るためにウレタン樹脂を2回塗ります。
6 トップコート
最後にトップコートを防水層に塗り紫外線から守ることができます。