周南市の方へ、防水工事について
周南市にお住いになっている方へ向けた防水工事のコラムです。
防水工事といっても様々な種類が存在しています。防水工事をする箇所の、規模、劣化状態にあった適切な工事をします。
規模、劣化状況により費用は異なります。
種類 | 耐用年数 | 施工箇所 |
FRP防水 | 約10年~12年 | ベランダ、屋上、陸屋根 |
シート防水 | 約10年~15年 | 屋上、ベランダ |
ウレタン防水 | 約8年~10年 | ベランダ、屋上、陸屋根 |
アスファルト防水 | 約15年~25年 | 屋上 |
防水工事を大きく分けると4種類存在します。
FRP防水
FRP防水について。
特徴
FRPは他の防水材と比較すると軽量で、衝撃、摩擦にも強い素材なのでベランダ、屋上に向いた素材です。
軽量で防水工事ができるため、住宅に対して負担がかからない素材で古い家で防水工事のリフォームに適している工事です。
FRP防水は下地への密着が強いため地震などの揺れでひび割れが起こることがあります。
メリット
防水層が軽量、丈夫で熱や錆にも強いです。
他の防水材とも比較しても軽量かつ重量にも耐えれます。
摩擦に強いため人が行き来してもなかなか剥がれないため屋上、ベランダに適している防水工事と言えるでしょう。
デメリット
アスファルト防水同様に施工中ににおいがするため近隣への配慮は必ず必要です。
紫外線に弱いためヒビ割れが起こりやすいですがトップコートを定期的に塗りなおすことで守ることができます。
街の屋根やさん周南店が行ったFRP防水工事の施工事例は「下松市で苔の繁殖した化粧スレートの屋根カバー工事と外壁の重ね張り」をご覧ください
シート防水
シート防水について。
シート防水とは厚さ1,2mmからのシートを使用して防水工事を行います。
プラスチック、合成ゴムを原料としたものをシート状に加工しています。
メリット
アスファルト防水とシート防水を比較すると耐久性に優れており、耐候性でも優れています。
あとシート防水はひび割れにも強い構成となっています。
デメリット
シート防水は施工をする場所の下地部分が複雑な個所にはシート同士のつなぎ目に欠陥が起きる可能性がありそこから雨水が侵入して雨漏りの原因を作り出すことがあるので、施工の際には注意しないといけないです。
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ウレタン防水
ウレタン防水とはウレタン樹脂を手作業で塗り重ねていく事で防水層を作り出す防水工事です。
メリット
ウレタン防水は液状の樹脂を使用して防水施工していくために複雑な個所にも対応できます。
液状の樹脂で施工するため軽量で建物に負担をかけることなく防水工事ができつなぎ目のない防水層を作り出すことができます。
デメリット
ウレタン防水工事を依頼するときにはなるべくなら梅雨の時期は避けた方がいいです。
施工中は雨に弱いため施工不良の原因に繋がることがあるからです。
液状の樹脂を塗り重ね行くので仕上がり具合が異なるので注意が必要となります。
実際に下松市でウレタン防水工事を行った記事はこちら→下松市の方へ、陸屋根のウレタン防水工事(部分補修)について
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アスファルト防水
アスファルト防水とは古くから使われている防水工事です。
溶かしたアスファルトとアスファルトシートを組み合わせるため、防水性に優れ、厚みのある防水層を作り出すため施工の不具合が起こりにくい防水工事なのです。
アスファルト防水には主に3種類の防水工法が存在します。
1 熱工法
2 常温工法
3 トーチ工法
この3種類が存在します。
熱工法について
熱工法とはアスファルトを加熱して融解し、アスファルトルーフィングシートを積み重ねていく事で密着性の強い防水層を作り上げる工法の一つです。
アスファルト防水工事ではよく使われている工法です。
常温工法
工法の名前の通り熱を使わないアスファルト防水工事です。
アスファルトシートの裏面に粘着であるゴムアスファルトをコーティングして下地に貼り付けます。
この作業を繰り返し行っていく事で防水層を完成させていきます。
この常温工法は熱を使用しないためにおいが発生しないため近隣への配慮が必要ないです。
熱を使用する工法だとにおいが発生してしまうため近隣への配慮が必ず必要となるので注意が必要です。
トーチ工法
トーチバーナーを使用してアスファルト防水工事をしていきます。
防水層を作るために合成繊維のアスファルトを染み込ませたものを使用し防水層を作り出します。
このトーチ工法では熱を使用しますが熱、煙が発生しないので安全な工法です。
防水工事をしたい場所、劣化状況などから専門業者と相談して決めましょう。
少しでも防水工事について知識を知ることはとても大事なことです。
山口県周南市で防水工事でお困りの方は街の屋根やさん周南店にお問い合わせください。