賢く減税!住宅全体の省エネ性能が上がる屋根の断熱・遮熱リフォーム
断熱と遮熱の違い
断熱とは…熱の移動を防ぐ働きのこと。断熱性が高いと、夏は外から入ってくる熱を防ぎ、冬は日中温めた空気を外に逃がさないので、どの季節も快適にお過ごし頂けます。
遮熱とは…熱を反射する働きのこと。屋根や壁の遮熱性を高めておくと、夏場の強い日差しを反射することができます。また、屋根に熱気が溜まらなくなるため、日没とともにエアコンが効きやすくなり、部屋も涼しくなっていきます。
屋根は、家の中でも最も日光を浴びる箇所ですので、断熱・遮熱リフォームのどちらを行っても、高い効果を得られる事が出来ます。
断熱塗料を屋根に塗装するリフォーム
断熱効果のある塗料を屋根に全面塗装することで、家の断熱性を向上させるリフォームです。但し断熱塗料は表面を保護することはできますが、屋根材の性能を高めることはできません。そのため、20-30年経っている古い屋根材や、劣化が生じている屋根材は、交換リフォームが必要です。
断熱性の高い屋根材に葺き替えるリフォーム
屋根材の中でも、日本瓦は特に高い断熱性を持っています。ですから、古くなった屋根材を日本瓦に葺き替えることで、断熱性の高い屋根を手に入れることができます。
一方、断熱性が低い屋根材は、熱伝導率が高いトタン屋根などの金属屋根です。屋根材そのものが高温になってしまうので、室内に高い熱を届けてしまいます。
同じ金属材の屋根でも、ガルバリウム鋼板は比較的断熱性に優れていますが、日本瓦に比べると断熱性は低いと言えるでしょう。
断熱性でいえば日本瓦への葺き替えが理想的と言えますが、現在使っている屋根材が、定期的な塗装が行われて保存状態も良いようであれば、今すぐの葺き替えは必要ではありませんが、20-30年以上経っていて、ひどく傷んだ状態になっていれば葺き替えも検討すべき時期といえます。
カバー工法による断熱リフォーム
カバー工法とは既存の屋根材の上から別の屋根材で覆う工事のことです。
一般的なカバー工法では、屋根の上にルーフィングと呼ばれる防水シートを直接敷き、その上から新しい屋根を載せます。屋根が二重になるため、結果的に断熱性を高めることができます。カバー工法は屋根全体を葺き替える工事に比べると比較的安価な費用で行うことができます。但し、安価という理由だけでカバー工法を選択すると、家の耐久性を損ねる恐れもあるため、注意が必要です。
また、5年以内に雨漏りの点検が済んでいる事、設置から25年未満の屋根材であることも考慮する必要があります。
屋根の裏側に断熱材を充填するリフォーム
パネル状の断熱材やグラスウールを、屋根の裏側にある「垂木」の隙間に敷き詰める工事です。断熱性の高い「ウレタンフォーム」を吹き付ける方法が比較的安価に工事ができます。
外観も素敵になるうえ、住環境も快適になる屋根の省エネリフォーム。
★全居室、全ての窓の改修工事
★床の断熱改修工事/天井の断熱工事/壁の断熱工事
★太陽光発電設備設置工事
★高効率空調機設備工事/高効率給湯機器設置工事/太陽熱利用システム設備工事
↑これらの工事の内、1つまたは組み合わせて工事を行う、など様々な条件はありますが、もし、上記に該当するリフォームの構想があるなら早めに計画を立て、お得な減税制度をきっちり活用したいですよね!
対象となる時期はリフォーム開始後の居住開始日が、平成33年12月31日までです。
是非ご相談ください♪
9時~18時まで受付中!
0120-838-878