2019.12.03
平生町のお客様より、屋根の状態を見て欲しいと連絡があり現地調査へ伺いました。屋根材はカラーベスト・コロニアルでした。話を伺ってみますと、訪問販売の方から屋根の塗装を勧められたのことで、この状態で塗装によるメンテナンスは可能なのか不安になり屋根専門店の「町の屋根屋さん周南店」へ連絡…





お客様の不安を解消するマイスター制度とは?
①塗膜の劣化による吸水と凍結膨張
スレート屋根は出荷時に防水塗料が塗られており、この塗膜が雨水から屋根材を守っています。
しかし紫外線・雨・風にさらされることで塗膜は徐々に劣化し、スレート本体が水を吸収しやすくなります。
吸水したスレートは、乾燥・吸水を繰り返す過程で少しずつ内部に亀裂が生じ、冬場の凍結・融解サイクルが重なることで割れや欠けが進行します。
②飛来物による物理的衝撃
台風や突発的な強風の際に飛んできた枝・小石・瓦礫などが屋根面に当たり、スレートが割れることがあります。
被害は当たった箇所だけでなく、衝撃が伝わって亀裂が広がることもあります。
③屋根上での踏み割れ
点検やアンテナ工事などで屋根に上がった際、スレートの適切な位置に体重をかけずに踏んでしまうと割れます。
スレートは「踏んではいけない場所」がある繊細な素材です。
④素材そのものの経年脆化
スレートは築年数が経つにつれて徐々に脆くなります。
特に築10〜15年を超えると素材の強度が低下し始め、わずかな衝撃でも欠けやすくなります。
屋根上での作業は転落リスクを伴うため、まず安全な作業環境を整えることが最優先です。
適切な足場を組み、作業員全員が安全装備を着用したうえで作業に入ります。
欠けたスレート材を丁寧に取り外します。
この工程で重要なのが、「スレーターズリッパー」という専用工具の使用です。
スレート屋根材は釘によって下地に固定されており、上の段の屋根材が下の段の釘頭を隠す構造になっています。
そのため、通常の工具では隣接する屋根材を傷つけることなく釘を引き抜くことができません。
スレーターズリッパーは、細い刃先をスレートの重なり目の隙間に差し込み、釘を確実に引き抜くことができる、スレート屋根補修専用の工具です。
既存の屋根材に合わせた色・種類のスレート材を用意し、所定の位置に差し込みます。
ここで一点、重要な施工上の特性をご説明します。
スレート屋根材の差し替えでは、新しい屋根材を釘で固定することができません。
スレートは上の段の屋根材が下の段の釘打ち位置を覆う構造になっているため、差し替えの際には上段材をめくらずに釘を打つことができないのです。
そのため差し替え工事では、専用のコーキング材(接着剤)を用いて新しいスレート材を貼り付け固定します。
適切なコーキング材を使用し、しっかりと圧着・固定することで、風雨に対しても十分な強度を確保します。
施工完了後、改めて差し替え箇所および周辺の屋根全体を確認し、問題がないかチェックします。
足場を撤去し、屋根周辺の清掃を行って完了です。
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